ギックリ腰の対処と鍼治療 —東広島市 鍼灸院フロンティア—

こんにちは!東広島市西条にある鍼灸院フロンティアです!今回はギックリ腰に対する処置と鍼治療についてお話しします!
ぎっくり腰になったら?応急処置と鍼灸でできること
朝起きた瞬間、物を持ち上げようとしたとき、ちょっとひねっただけで「グキッ!」という鋭い痛み…。
動くのもつらい、息をするのも痛い。
そんな“ぎっくり腰”を経験したことのある方も多いのではないでしょうか。
実は、ぎっくり腰は急性腰痛症と呼ばれ、突然起こる強い腰の痛みの総称です。
今回は、ぎっくり腰になったときの正しい応急処置と、鍼灸でできるサポートについてご紹介します。
応急処置で大切な3つのポイント
① 無理に動かない
まずは安静第一。無理に動こうとすると、症状が悪化してしまうこともあります。
痛みが強い場合は、**横向きで膝を軽く曲げて寝る姿勢(楽な姿勢)**がおすすめです。
② 冷やす or 温める? → 初期は「冷やす」
炎症反応が起きている可能性があるため、発症から1〜2日は冷やすのが基本です。
保冷剤や冷湿布をタオル越しに当て、10〜15分ほど冷却しましょう。
※長く冷やしすぎると逆効果になる場合もあるため、短時間を数回に分けて行いましょう。
③ 痛みが引いてきたら、少しずつ動く
痛みが少し落ち着いてきたら、完全な安静よりも軽い日常動作の再開が回復を早めます。
ただし、「痛みが強くなる動き」は避けて、ゆっくり無理なく動き出すのがポイントです。
鍼灸でできるサポート
ぎっくり腰に対して、鍼灸では次のようなアプローチが可能です。
◆ 痛みの緩和
鍼を打つことで筋肉の緊張をやわらげ、血流を促進して炎症を抑える効果が期待できます。
ぎっくり腰特有の、「何をしていてもつらい痛み」が緩和されることがあります。
◆ 再発予防のサポート
一度ぎっくり腰になると、再発しやすい傾向があります。
根本的な原因(筋肉の硬さ、姿勢の癖、冷えなど)にアプローチし、**「ぎっくり腰を繰り返さない体づくり」**を目指します。
鍼灸はいつ受けるのがいい?
- 炎症が落ち着いてきた2〜3日目以降:鍼灸で筋肉のこわばりをやわらげ、回復を早めます。
- 慢性的な腰の不安がある方:予防・メンテナンスとして定期的なケアがおすすめです。
まとめ:まずは焦らず、正しく対処を
ぎっくり腰は誰にでも突然起こる可能性があります。
大切なのは、慌てずに正しく対応すること、そしてその後のケアまできちんと考えていきましょう!