こむら返り —東広島市 鍼灸院フロンティア—

こんにちは！東広島市西条にある鍼灸院フロンティアでふ！今回はこむら返りについてです！

足がつりやすい人のためのツボと鍼灸

どうして足はつるの？

足の「こむら返り」は、筋肉が不随意に急激に収縮してしまう状態です。特にふくらはぎに多く起こります。原因はひとつではなく、複数が重なって起こることが多いです。

• 筋肉疲労：長時間の立ち仕事や運動で筋肉が疲れていると起こりやすい。
• 水分・電解質不足：汗をかいたあとや夜間の脱水で、ナトリウム・カリウム・マグネシウムなどが不足すると神経や筋肉が興奮しやすくなる。
• 冷えや血流不良：筋肉に十分な血流が行かないと、代謝が滞り、つりやすくなる。
• 加齢：年齢とともに筋肉量や神経機能が低下し、こむら返りが増える。
• 病気や薬の影響：糖尿病、肝硬変、腎不全、神経疾患などでも増え、利尿薬や降圧薬の副作用でも起こる。

頻繁に足がつる人は、背景に疾患が隠れていることもあるので注意が必要です。

鍼灸でできること

鍼やお灸を用いることで以下のような作用が期待できます。

• 筋肉の緊張を和らげる：直接筋肉に刺激を与えて、硬さやこわばりを緩める。
• 血流の改善：鍼灸刺激によって血管が拡張し、局所の血流がよくなる。
• 神経の興奮を抑える：過敏になっている神経を落ち着かせ、つりにくい状態へ整える。

セルフケアにおすすめのツボ

• 承山（しょうざん）：ふくらはぎの真ん中。実際につったときに強めに押すと和らぎやすい。
• 足三里（あしさんり）：膝下、すね外側。疲れやだるさがある人に。
• 三陰交（さんいんこう）：内くるぶしの上。血流やむくみ改善をサポート。

セルフケアとしてお風呂で温めたり、寝る前にストレッチするのも効果的です。

まとめ

足がつりやすいのは「筋肉疲労」「水分・電解質不足」「血流不良」など、誰にでも起こり得ることです。まずは生活習慣の見直し（水分・ミネラル補給、冷え対策、ストレッチ）を行い、それでも改善しない場合は鍼灸で筋肉と血流を整えるのが有効です！