屈曲型腰痛 —東広島市 鍼灸院フロンティア—

こんにちは!東広島市西条にある鍼灸院フロンティアです!今回は腰を前に倒した時に痛くなる屈曲時腰痛について説明します!
1. 屈曲型腰痛とは?
屈曲型腰痛は、腰を前屈(体を前に曲げる)させることで痛みが引き起こされるタイプの腰痛です。立っている時よりも、座っている時や前屈動作を行ったときに痛みを感じることが特徴的です。この痛みは、腰椎(腰の骨)の動きに関係する筋肉や靭帯、椎間板に負担がかかることで発生します。
このタイプの腰痛は、次のような原因で起こることが多いです:
• 椎間板の変性: 椎間板が摩耗し、前屈した際にその部位に圧力がかかることで痛みが出る。
• 筋肉の過緊張: 腰部の筋肉が過度に緊張している場合、特に前屈動作で痛みを引き起こす。
• 姿勢の悪さ: 長時間の座位や不良姿勢が原因となり、腰椎の負担を増加させる。
2. 屈曲型腰痛の主な症状
屈曲型腰痛の症状には、以下のような特徴があります:
• 前屈や座っている姿勢での腰痛が悪化する。
• 腰部に重さや鈍痛を感じることがある。
• 長時間の立ち仕事や座り仕事で痛みが増す。
• 運動後や重い物を持ち上げた後に腰が張る感じがする。
3. 鍼灸治療の効果
• 筋肉の緊張をほぐす: 鍼は、腰部の筋肉や靭帯に作用し、過緊張を緩和します。これにより、腰の動きがスムーズになり、前屈動作による痛みを軽減することができます。
• 血流の改善: 鍼治療により、腰部周辺の血行が促進され、酸素や栄養素が筋肉に供給されるため、回復が早まります。
• 痛みの緩和: 鍼は、痛みを伝える神経をブロックし、体内でのエンドルフィン(自然な痛み止め物質)の分泌を促進するため、痛みを和らげます。
4. 屈曲型腰痛の予防と生活習慣の改善
鍼灸治療と並行して、屈曲型腰痛を予防するためには、日常生活での注意が大切です。以下のポイントを心がけましょう:
• 姿勢を正す: 座っているときや立っているときに、背筋を伸ばして良い姿勢を維持することが重要です。
• 腰に負担をかけない動作を心がける: 物を持ち上げる際は膝を曲げて腰に負担をかけないようにします。
• ストレッチと運動: 腰回りの筋肉を柔軟に保つために、軽いストレッチやウォーキングを取り入れることが効果的です。
• 休憩を取る: 長時間同じ姿勢をとらないよう、適度に休憩を挟むことが重要です。
まとめ
屈曲型腰痛は、特に前屈や座位での負担によって痛みが引き起こされる腰痛の一種です。鍼灸治療は、筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することで、症状を和らげる効果があります。治療と並行して、姿勢の改善やストレッチ、運動など、日常生活の工夫が予防に繋がります。