肩こり予防 —東広島市 鍼灸院フロンティア—

こんにちは!東広島市西条にある鍼灸院フロンティアです!今回は肩こりの予防について説明します!

肩こりを予防するために今できること ~姿勢・運動・生活習慣の見直し~

肩こりは長時間のデスクワークやスマホ使用、運動不足、ストレスなどが複雑に絡み合い、多くの方が慢性的な肩こりに悩んでいます。

今回は、肩こりの予防に焦点を当て、日常生活の中でできる対策を「姿勢」「運動」「生活習慣」「セルフケア」「鍼灸の活用」という5つの視点から詳しくご紹介します。

1. 姿勢の改善:肩こり予防の基本は“正しい姿勢”

猫背・巻き肩は大敵

猫背や前かがみの姿勢は、頭の重さ(約4~6kg)を支えるために首・肩の筋肉へ常に負荷がかかり、筋肉が硬直して血流が悪化し、肩こりを引き起こします。

良い姿勢とは?

耳・肩・骨盤が一直線になるよう意識

あごを引き、肩を開く

長時間同じ姿勢を避ける(30分〜1時間に1回は動く)

デスク環境の見直しも大切

• モニターは目線の高さに

• キーボードとマウスは身体の正面

• 足裏が床にしっかりつくイスの高さに調整

2. 適度な運動とストレッチで肩を守る

筋肉を動かし血流改善

運動不足も肩こりの原因。筋肉は動かすことで血流が促され、老廃物の排出や酸素の供給がスムーズになります。

おすすめのストレッチ

• 肩甲骨を「寄せる」「上下に動かす」運動

• 首まわし(左右各5回ずつ)

• 背中でタオルを使った肩甲骨伸ばし

軽い筋トレも効果的

• チューブを使った肩まわりのトレーニング

3. 日常生活で意識したい習慣

入浴で血流アップ

シャワーだけで済ませず、湯船につかる習慣を。肩まで温めることで血行が改善し、筋肉のこわばりをやわらげます。

睡眠の質向上もカギ

合わない枕や寝姿勢も肩こりの原因に。首の自然なカーブを保てる枕を選び、睡眠時も肩の力が抜ける姿勢を意識しましょう。

スマホの見方も注意

スマホを見るときは顔の高さに持ち上げるのが理想。下を向いた姿勢は首と肩に大きな負担をかけます。

4. セルフケアとマッサージ

ツボ押し・マッサージ

肩こりに有効な経穴(ツボ)を刺激することで、筋緊張を和らげます。

肩井(けんせい):肩の中央。親指でやさしく押す。

風池(ふうち):後頭部のくぼみに位置。首・頭の血流促進に。

天柱(てんちゅう):首の後ろのくぼみ。眼精疲労や肩こりに効果。

ホットタオル療法

蒸しタオルを肩や首に当てて温めると、一時的に血行が良くなりコリが和らぎます。

5. 鍼灸の活用で本格的なケアを

肩こりが慢性化している方には、鍼灸治療も効果的です。深層筋へのアプローチや自律神経の調整が行えます。

鍼灸のメリット

• 筋肉の深部までアプローチ可能

• 血流促進と筋緊張の緩和

• 自律神経のバランス調整

• 免疫力アップやストレス緩和効果も

まとめ

肩こりは「日々の積み重ね」で生まれる不調です。悪化する前に、正しい姿勢、こまめな運動、生活習慣の見直して行きましょう!