頭痛について —東広島市 鍼灸院フロンティア—

こんにちは!東広島市西条にある鍼灸院フロンティアです!今回は頭痛についてのお話です!

頭痛は非常に一般的な症状で、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

頭痛は、脳そのものではなく、頭部の血管・神経・筋肉などの刺激によって起こることがほとんどです。

 頭痛の3つの代表的なタイプ

1. 緊張型頭痛(筋緊張性頭痛)

特徴:頭全体が締めつけられるような痛み。重だるく、慢性的になりやすい。

原因:長時間のデスクワーク、スマホの見すぎ、姿勢の悪さ、精神的ストレス。

対策:首肩のストレッチ・温熱療法・入浴・リラックス・鍼灸治療も有効。

2. 片頭痛(偏頭痛)

特徴:ズキズキと脈打つような強い痛み。片側に出ることが多い。吐き気や光・音に敏感になることも。

原因:血管の拡張、ストレス後のリラックス時、ホルモンバランスの変化、睡眠の乱れ、天候の変化。

対策:静かな暗い場所で安静、カフェインを適度に摂取、冷やす、鍼灸による自律神経調整。

3. 群発頭痛

特徴:片目の奥がえぐられるような激痛。決まった時間帯に起こることが多く、数週間〜数ヶ月続くことも。

原因:詳細は不明だが、自律神経や視床下部の関与が疑われている。

対策:専門医の診断が必要。酸素吸入や内服薬治療、鍼灸で痛みを和らげるケースも。

 その他の頭痛の原因

目の疲れ・ドライアイ:目の緊張が頭痛につながる

気圧の変化:低気圧の日に悪化しやすい(気象病)

 頭痛の予防法

1. 姿勢の改善:長時間の前傾姿勢を避け、こまめに休憩を

2. ストレスケア:深呼吸、ヨガ、瞑想、趣味を持つ

3. 睡眠の質を上げる:決まった時間に寝起きする

4. 食生活の見直し:チョコ、赤ワイン、チーズなど片頭痛を誘発する食品に注意

5. 気圧・気候のチェック:気象アプリで早めの対策を

6. 鍼灸:ツボ刺激で血流と自律神経のバランスを整える(後述)

 頭痛に効く代表的なツボ(セルフケアに)

百会(ひゃくえ):頭頂部、全体の調整に

風池(ふうち):後頭部のくぼみ、首こり・目の疲れに

天柱(てんちゅう):首の後ろ、緊張型頭痛に

合谷(ごうこく):手の甲、全身の痛みに応用

太陽(たいよう):こめかみ、目の疲れ・片頭痛に

 鍼灸でできる頭痛ケア

緊張型頭痛→肩・首まわりのコリを解消し、頭部の血流を改善

片頭痛→自律神経を整え、過剰な血管拡張を抑える

頭痛は誰にでも起こり得る身近な不調ですが、その原因やタイプによって対処法はさまざまです。

つらい頭痛に悩まされている方は、ぜひ一度ご相談ください!