運動をされる方へ —東広島市 鍼灸院フロンティア—

こんにちは!東広島市西条にある鍼灸院フロンティアです!今回はコンディショニング調整についての説明します!

試合直前に残る“筋肉の張り”、そのままにしてない?

アスリートや運動が好きな人の中には、

「練習量を調整しても、なぜか試合当日に身体が重い」

「筋トレ後の張りが残って、動きが硬い」

と感じた経験がある人も多いのではないでしょうか?

この「張り」は、疲労のサインであると同時に、パフォーマンスの妨げになる要因でもあります。

だからこそ、試合直前の**“仕上げの調整”=コンディショニング**がとても重要です。

■ “張り”の正体は何か?

筋肉の張り=単なる筋肉痛ではありません。

以下のような状態が重なって起きています:

筋肉の過緊張(使いすぎ・回復不足)

微細な炎症や筋繊維の損傷

血流不足による老廃物の蓄積

自律神経の交感神経優位(緊張モード)

この状態では、関節可動域が狭くなったり、力の出力が落ちたりと、試合に向けたピークパフォーマンスが発揮しにくくなります。

■ 鍼灸でできること:仕上げの“微調整”

鍼灸の役割は、練習やトレーニングで積み上げたものを当日しっかり出せる状態に整えることです。

マッサージやストレッチでは届きにくい深層の筋緊張や自律神経系に直接アプローチできます。

▷ 具体的な効果:

筋緊張の緩和(張りの軽減)

 → 表層だけでなく、深層筋の緊張もピンポイントでゆるめる

血流促進と代謝アップ

 → 疲労物質の排出を促し、だるさ・重さを解消

交感神経の鎮静化

 → 緊張しすぎた身体をリラックス状態に戻す

可動域の改善と軽さの体感

 → 実際の動きで「軽くなった」と感じる変化が出やすい

■ 試合前鍼灸のタイミングと注意点

試合の2〜3日前:筋肉の張り・バランス調整に最適

前日や当日:リラックス目的で軽めの刺激ならOK

※強刺激や初めての施術は、試合直前は避けた方が無難です。慣れている選手には、ピンポイントで微調整が可能です。

■ 鍼灸は「追い込む」ためじゃなく、「整える」ために使う

鍼灸というと、痛みが出てからの対症療法のイメージを持たれがちですが、

スポーツの現場では「予防」と「仕上げ」のツールとして使われるケースが増えています。

とくに、コンディションの微妙な変化がパフォーマンスに直結する競技者レベルの方ほど、

「試合前の鍼灸ルーティン」を取り入れている傾向があります。

■ まとめ:鍼灸で、ベストを出せる身体に整える

• 練習を積んだ分だけ、身体には“張り”が溜まる

• 鍼灸はその「張り」をリセットし、軽く動ける身体へ導く

• 試合前に整えることで、ケガの予防や集中力アップにもつながる

「なんか今日は重いな」と思う前にぜひ取り入れてみてください!